
2025年5月11日(日)、南郷上ノ山公園で第50回葉山マラソン2025が開催され158名が完走した。
当日の本部横に、輪島塗義援金コーナーが作られた。陸上競技協会会員の伊藤弘道さんが、ボランティアで輪島に出かけたときに、「よかったら持って行って」と言われて、被災した輪島塗の漆器が、一抱えはある段ボール箱に入れられていた。

今回は、輪島塗の洗い・搬送、チャリティー販売に取り組んでいる結の里(足利市)から提供された輪島塗、約100個を葉山マラソン会場に並べて、義援金を募った。
約70個が葉山の人々に渡り、31,914円が集まった。チャリティー販売では300円で売られていたので、それ以上の義援金が集まった。
その義援金は、伊藤さんが能登・珠洲市のボランティア・キャンプで知り合ったセーブ・イワテ(盛岡市)代表寺井良夫さんを通じて、珠洲市の町内会に送られた。
寺井さんはボランティア・キャンプを運営しており、漆器の洗い・搬送をして、チャリティー販売の利益を、輪島塗を受け取った町内に送っている。

葉山が能登に繋がっただけではなく、ブーメランのように、葉山、足利、盛岡、能登と繋がって、岩手から鎌倉に岩手郷土芸能「早池峰岳神楽(ユネスコ無形文化遺産)」が届く(10月25、26日、建長寺)。
人と土地という縁が目まぐるしく駆け抜けた。(ろくさん)
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